粉じんの警報値

こんばんわ。元パソコンオタクです。

最近、環境モニターや、騒音振動表示装置にメール送信装置などの警報装置を取り付けたいという要望が多く寄せられます。
その際に、警報値はどうすればよいのか質問されることがまれにあります。

粉じんの管理値は、測定の目的によっていくつかあり、目的にあわせた設定が必要になります。
大きくは作業員の安全を確保するための作業環境基準と大気環境基準(一般的には環境基準といいます)があります。

作業環境基準は、屋内作業や、屋外作業、トンネル工事などによって数値は異なりますが、規制値が設定されていので、 その規制値に従うことになります。

一方で環境基準(大気環境基準)には規制値はありません。

環境基準は、「維持されることが望ましい基準」でということで、行政上の政策目標であるためです。
粉じんの基準値としては「1時間値の1日平均値が0.10mg/m3以下であり、かつ、1時間値が0.20mg/m3以下であること。」となっています。
18年度の浮遊粒子状物質(SPM)の環境基準達成率は、一般局93.0%、自排局92.8%ということですので、地域によっては何もしなくてもオーバーしてしまうことになりますので、注意が必要です。

近隣への粉じんの飛散量について配慮を行いたい場合には、環境基準を考えがちですが、 こういった場合には、環境基準そのものを管理値として、設定するのではなく、 あらかじめ、作業をしていないときの粉じん量考慮して、管理値を設定したり。
複数箇所に粉じん計を設置して、風向風速計などのデータと併せて比較するなどの工夫が必要です。

環境基準は「維持されることが望ましい基準」ですので、屋外作業場での作業環境基準の規制値などを使用するのも、 一つの手段かも知れません。

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